2014年:「多文化で考える防災・減災術」 

~この講座は終了しています。内容については下記のレビューをご覧ください~

2014年度はシニア女性と中学生を対象とした異世代交流も含んだ2013年度に続き、更に踏み込んで横浜市に住んでいる外国人国籍につながる方たちと考える防災・減災講座に挑戦しました。 

災害弱者とされる外国人。東日本大震災時、被災地の外国人とコミュニケーション・情報不足が指摘されました。横浜市統計調査によると横浜市に暮らす外国人は2015(平成27)年1月末現在で78,053人、区別でみると、中区、鶴見区、南区の順に在住者が多くなっています。その南区・中区中心に暮らす外国人女性(子育て中の母)を対象した、万が一に備えるための防災・減災講座を南区の外国国籍が比較的多い日枝小学校放課後キッズクラブ(第1回講座)と中区のパンダ幼稚園(学校法人横浜山手中華学園)(第2回講座)の2つの異なる地区にて防災・減災講座を企画しました。

第一回の講座では放課後キッズクラブに参加する外国国籍につながる子どもたちとその保護者をターゲットに講座を企画。前半では「子ども向けワークショップ」を行い、地図で学校・キッズクラブ・自宅を確認し、イザという時のお約束ごとを確認後、「おしゃべりコーナー」で子どもたちが学んだことを親子で話し合い、共有女性の、日ごろ感じている災害に関する不安などを共有・情報交換という内容。

第二回の講座では、中国系の方が多い横浜中華学園の保護者対象に講座を企画。前半では幼稚園にいるときに大地震が起きたらどこに避難したらいいのか、幼稚園周辺のハザードマップをみながら危険か所を見ながら具体的に考える「地図講座」を。後半では中国語を話せる母親たちが防災について学び、発信していくノウハウを学ぶ「情報講座」を開催しました。

第1回講座案内チラシ(PDF)

第2回講座案内チラシ(PDF)

その他によりよい講座を実施するために様々な施設や個人にヒアリングを行ったり、外国人女性を実態をしるために防災に関する情報アンケートを市立小学校、幼稚園や地域子育て支援拠点など6施設で準備して実施しました。
⇒ヒアリング報告書(PDF)はこちら
情報アンケート詳細はこちら

-2014年度「市民・NPOがつくる男女共同参画事業(地域出前企画)」として男女共同参画センター南太田と協働しています。

講師プロフィールはこちら

-2014年度 地域出前講座レビュー
第1回 日枝小学校放課後キッズ「地震イマジーネーションゲーム」(2014.11.10)
第2回 パンダ幼稚園(学校法人横浜山手中華学園)「園・学校にいるときに大地震が起こったら・・・」(2015.1.20)
 

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