法人全体研修を行いました

当法人では年に1回、全体研修を行っています。
同じNPOに所属しながらもなかなか他の事業所のスタッフとは交流が持てません。そこでシャーロックホームズでは2017年より、最低でも年1回は事業所を越えた交流の機会を、と全体研修を開催するようになりました。
毎年シャーロックらしい研修を開催するようにしています。
2021年度は10月11日(月)に62名のスタッフが参加し、下記のとおり行いました。

研修タイトル

『ドキュメンタリー映画を鑑賞して、意外と身近にある社会問題について考えよう』

内容

ドキュメンタリー映画『だってしょうがないじゃない』を期間内に各自自宅で鑑賞し、研修当日にオンライン会議システムZOOMを使って、映画や自分の気になる社会問題について話し合いました。
話し合いの前に、インスピレーショントークとして、すすき野地域ケアプラザ小薮基司所長に、映画に出てくる福祉的な視点でのポイントと、横浜市内の地域課題等についてお話をいただきました。

 

この研修のポイント

・子育て支援、子ども支援に関わるスタッフにはあまりなじみがないかもしれない「大人の発達障害・8050問題・障害者の自立」など、社会的に問題になっていることについて考える機会を提供し、より広い視点を身に着けること、そして事業所を越えたスタッフ間の交流が目的です。

・事業所間のスタッフ交流が主な目的の全体研修はリアルで行ってこそ、と思っていますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年度からZOOMで開催しており、今年度もZOOMでの開催となりました。
昨年度はほとんどのスタッフがZOOMを使うのが初めてで、まずZOOMを自力で使ってみることも研修の目的として開催したこともあり、今年度はZOOMの使用に関してはほとんど問題がありませんでした。
*若干、電波環境が良くないのか、ブレイクアウトルームに移動後、声が聞き取りづらい、フリーズしてしまった人も数名いました。
*自宅のWi-Fi環境等に自信がないスタッフは各事業所で大きなモニターを使って参加するようにしました。

・自宅でインターネットを使って映画を鑑賞することが初めてという人が多くいました。URLにアクセスしてパスワードを入れるだけで鑑賞できるので操作は簡単ですが、何を使えばいいのか、がピンとこないと思われ、パソコンやスマホ、タブレットはもちろん、ネットに対応しているテレビやゲーム機器を通じても鑑賞することができるという説明をしたところ、ほとんどのスタッフが自分で鑑賞することができました。(ちなみにスタッフの年齢は10代~70代です)

※この研修を考えるきっかけとなったのが、よこはまYYラボ(横浜市職員有志の自主勉強会)が開催した、『映画「だってしょうがないじゃない」を見ておしゃべりする会」』です。この会に参加して映画を観たときに、シャーロックのスタッフみんなでこの映画について話したいと思いました。
ヒントをいただいたよこはまYYラボのみなさま、映画上映にご協力いただきました株式会社サンディさまにお礼申し上げます。

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